journal in Japanese
バーボン・ストリート (新潮文庫)作者:耕太郎, 沢木新潮社Amazon今日は休日だった。今朝、ぼくはこの町にある英語研究会というグループのオフラインミーティングに参加した。そこにおいて、ぼくたちはいろんなことを話し合った。グループそのものをどうやっ…
さりながら作者:フィリップ・フォレスト白水社Amazonインドネシアの知人の訃報から2日が経った。だけどぼくにはまだ、自分の心持ちが陰鬱な状態から着実に回復できているのかわからないままでいる。まだ本を楽しみとして読めるような状態ではないのは確かで…
今週のお題「ほろ苦い思い出」ぼくが高校生だった頃、どんな文脈でこの言葉が出てきたのかはすっかり忘れてしまったのだけれど、坂本龍一が記したエッセイで「喪の仕事」(つまり「グリーフワーク」)という言葉を知った。いま、ある友だちの訃報のニュース…
今日は早番だった。今朝、WhatsAppを介してあるインドネシアの友だちの訃報を知る。彼女が闘病生活を送っていたことは知っていたのだけれど、こんなことになるとは予期していなかった。だから知らせを聞き、深く取り乱してしまった。神を信じて生きる敬虔な…
潮騒 (新潮文庫)作者:三島 由紀夫新潮社Amazonいま、ぼくは今月15日のプレゼンテーションのための草稿を書いている。あらためて思うのは実にぼくの毎日ときたら平板で退屈なシロモノだということだ。起きる。朝のタスクをこなす(シャワーを浴びて朝食を摂り…
この日記でもたびたび書いてきたことだけれど、いまのぼくの身分はあるデパートの従業員である。店の中をいつも、ここからあっちへこっちへとせわしなく歩き回っている(だからしばしば、1日の歩数は8000歩を数える)。そして商品が入った箱を西へ東へと運ぶ…
少しずつではあるのだけれど、15日のプレゼンテーションに向けた粗いアイデアの素を練り始めている。ぼく自身に関する事実を書いていく必要を感じる。発表を飾るために、ビートルズの曲名を使うことに決めた。たとえばプレゼンテーションの題は「エイト・デ…
この日記においてすでに書き記してきたのだけれど、今月15日に行うプレゼンテーションのための英語のメモを書きつけ始めている。事実を書き留めておく必要があるだろうと思い、ひたすらその記録につとめている。思い・思念が先走るだけじゃつらいかな、と思…
この日記でもたびたび書いてきたけれど、ぼくは時間が空いた時はたいてい本を読むか音楽を聴くかして過ごす。でも、実際に「古典」「クラシック」と呼ばれる達成を読むようになったのは最近のことである。たとえば実はぼくは、40になるまでドストエフスキー…
実を言うと今月15日、あるミーティングでプレゼンテーションをすることになった。なのでその席で何を話すべきか考えなければならない。ぼくの日々の生活についてシンプルに・素朴に話すのはどうだろうと考えた。発表のタイトルは「Eight Days A Week」。あの…
ぼくの『一生の仕事』とは何だろう。今日、不意にこんなことについて考えてしまった。実を言うと、いまの職場・会社でぼくは20年以上働いてきたことになるのだけれど、それが板についているというか「ぼく向きの」ものであると思ったことは1度もない。いつだ…
今日、ある友だちがぼくにこう尋ねてきた。「どうやったらそんなに面白い本を見つけられるんですか」と。これは面白い質問だと思う。そして、答えるにも骨が折れる繊細な問いだとも。彼女がこの質問をしてきたのはぼくの短文での燃え殻という作家のデビュー…
他人、つまり(ぼくは思い込みが激しいので)「みんな」はぼくのことをどう思っているんだろう。どんな印象をぼくに対して抱いているんだろう。その昔、ぼくが十代の頃ぼくはこんな病んだ考えにとらわれていた。つまり、完全な「自意識過剰」から来る病だ。…
今日は遅番だった。実を言うと、今朝ぼくはつらい、陰鬱な思いをたしかに感じた。でもどうしてそんな鬱な思いを感じてしまったのか、はっきりした理由はまったくわからない。その思いを一蹴することができず、どうしようもなくつらい思いをしてしまった。こ…
今日は休日だった。今朝、イオンに行く。そこでぼくは、マルティン・ハイデッガーの講義録『ニーチェ』を紐解き少しだけ読んだ。もちろんこの本は泣く子も黙るあのハイデッガーの本、なので何かを意見として気軽に言えるようなやわなものではない。とても手…
夜にDiscordで、他の友だちとミーティングに興じる機会があった。そこでぼくたちは、どのようにして各々が読書タイムを費やしエンジョイしているか情報を交換し合った(どんな音楽を聴いているか、どこで本を買っているか、などなどだ)。楽しい時間をすごせ…
今日は遅番だった。今朝ぼくは、大好きな作家の1人である保坂和志の哲学的なエッセイの集成である『言葉の外へ』という本を読んだ。そして、こんなことを考えた。ぼくも小説の1種として自分のことを書けないだろうか、と。それは不可能でできっこないとわか…
なぜぼくはこんなにもたくさんの本を読んでしまうんだろうか。ぼくは実を言うとウェブサービス「読書メーター」を使っているのだけれど、それによるとこの9年間(およそ3000日ほど)でぼくは1500冊の本を読んできた計算になる。子どもの頃を思い出してみて、…
毎日、ぼくはメモパッドにつけている英語のメモを読み返しながらこの日記を書いている。いま、ぼくはそのメモパッドを読み返しこんなことを書いたことを認める。「ある概念、ある幻想、つまり『愛』について」……そう、ぼくはそのメモを書いた時「愛とは幻想…
晴れて今日から、今シーズン(8週間)の英会話教室が始まる。この教室はぼくの住む市の国際交流協会が主催するもので、だから料金も一般的な英会話教室と比べるとそんなにかからない。先生たちはぼくの町の学校で教えるネイティブの方々だ(俗に「ALT」と呼…
今日は休日だった。通院日であり、病院まで行って先生にお会いする。この精神的な悩み・問題の「棚卸し」をすべくこうして先生たちにお会いする「月例」の面会を始めてからいったいどれくらい経つだろう。ぼくがまだ20歳そこそこだった頃からだろうか。まだ…
今朝、ぼくは毎月恒例の「発達障害を考えるミーティング」に参加した。その席でぼくは他のメンバーの方のすばらしいお話を聞かせてもらうことができた。彼らがどう未来を切り拓くべく悪戦苦闘しているかという話で、実に印象深いものがあった。だからこんな…
The 虎舞竜の曲ではないけれど、今日のランチタイムの考えごとの際に「いまいったい自分の人生が第何章目なんだろう?」とふと考えてしまった。自分の人生が小説だとするなら……あるいは、いまはいったい人生においてどんな季節なんだろうかと(つまり、いま…
今日も今日とて、ぼくは図書館に行ってそこで2冊本を借りた。谷崎潤一郎が記した恋文(ラブレター)を集成した『谷崎潤一郎の恋文』という本と、あとはふと見つけた哲学書の小林康夫『存在とは何か』という本だ。その後、イオンに行ってそれらを読んでみよう…
その昔、ぼくは悪名高き「戦う哲学者」こと中島義道のエッセイを読んでいて、「哲学病」という面白い言葉を知ったのだった。哲学することをこじらせて生きづらくなってしまった人、と言えるだろうか。ならばぼくは立派な「哲学病」患者だと言える。そうした…
今日、ぼくは宮台真司の旧著『日本の難点』を読んだ。この本の中で、著者の宮台真司は日本が陥っている難題がどのようなものかを整理し説明し尽くそうとしている。コンパクトながら力作だ。いまから振り返ってみて古い時代に書かれたものではあるが(2009年…
今日、ネットで面白い記事を読んだ。「ドラゴン桜に学ぶ、県立高校からハーバード大に受かる英語学習力」というもので、面白い概念/キーワードについて教えてくれている。「非認知能力」という言葉だ。初めて知った言葉なのでしたがってまだぼくもよくわか…
明日、市の国際交流協会が主催するオフラインミーティングがあるというのでそれに参加してみたく思っている。その機会において、ぼくはいったい何を話すべきか考えあぐねている……いま勤めている仕事について、そしてどうして英語を学ぶかについては話せたら…
今日は休日だった。今朝、うっすら絶望的というかつらい気持ちを味わい、ぜんぜんその暗雲が晴れない。だから何も手につかなかった。なので気分転換に、アテなどなかったのだけれど図書館に行く。そこで2冊、面白そうな新刊を見つける。キャスリン・ペイジ・…
ときどきこんなことを訊かれる。「どれくらい長い間英語を勉強されているんですか?」。実を言うと、いまぼくは49歳なのだけれど英語を学び始めたのが13歳の時でつまりぼくが中学生の頃からなのだ(日本ではぼくの世代の人にはこうした形での英語学習の入り…