跳舞猫日録

Life goes on brah!

A blue car

彼女はその日、保坂和志『朝露通信』を読んでいた

今日も今日とて、ぼくは仕事が一段落ついたので昼休みをもらって職場の3階にある社食に行った。と言っても社食は今ではもう営業されておらず、ただ開放された部屋となっていて昼ご飯の弁当などをそれぞれの従業員が持参して食べに来たりする。そこでぼくは繭…

ピンクの象と謹製私小説

なぜ、ぼくは生きているんだろう? ぼくはその問いについて考える。つまりこういうことだ。ぼくの心臓はいつか止まる。でも、それが「今」でない理由はどこにあるんだろう、と。あるいは、その心臓が止まる瞬間が今から5分後ではない、という可能性はどこに…