単純な生活

Life goes on brah!

20251118

昨日の記述を書いた後、性愛がらみで困っていることについて何人かの女友だちがぼくにLINEやMeWeなどでメッセージをくれた。とりわけLINEでいただいたメッセージの中に、「その苦しみを絵や文で表現してみてはいかがですか」「芸術になるはずです」と励ましてくださる内容のものがあったのでその言葉にしたがって英語で自分の欲望をしたためて(叩きつけて、と言ったほうがいいだろうか)それを投稿してみた。さっそくある女友だちがそれを読んでくださって、お褒めの言葉さえくださった。それがほんとうにありがたかった。

そして話は飛んで今朝7時。いつものようにシャワーを浴びて洗濯機を回し、昨日着ていた服を洗濯し始める。今日の話題は勤務しているふりをして休暇を取る(つまり「ズル休み」する)会社員のモラルについてだったが、フタを開けてみるとなんだかよくわからないまま雑談で終わる。ぼくの住んでいるところでも熊の目撃情報が出たことや紅葉がきれいな時期がおとずれたこと(あっという間に冬になりそうな気配ではあるが)、そこからコスモスとマーガレットの違いがどういうところなのかとか北海道の名産品はなにかとかそんな話題だ。もっとぼくから積極的に話を切り出してもいいのかとも思ったが、人の話を聞いているだけでも楽しいのだからこれでもいいかとも思う。

10時に仕事を開始する。ただ、50代に入って肉体的にも精神的にも疲労が感じられて抜けきれていないことや、年末進行のプレッシャーが否応なしにのしかかってくることなどつらく感じられる。そうなるとフラッシュバックのことを思い出し、こうした環境を作った元上司(その方のパワハラでこうなったとも言えるのだった)のことも憎しみをともなって思い出される。強い憎しみだ。だが、眼前にいる人たちに罪はないのだから八つ当たりはもちろんよくない。こうした感情のコントロール(マネジメント)をもっと巧みにできるようになりたいものだと思う。

昼休みになり、LINEを通じてメンターの方にメッセージを送ったりWhatsAppやWeChatで届いたメッセージを読んだりする。ひょんなことからぼくは中国に住む女の子とWeChatで英語でおたがいメッセージを送り合って楽しんでいるのだけれど、ぼくが自国の環境について(反中的な意見が喧しい昨今を意識して)挨拶がてらメッセージを送ったら彼女から「Let politics be politics」とメッセージが届いたのがうれしかった。政治は政治、ということだ。そんなことについて英語でメモパッドにしたためていく。

そして、同時にこれからどんなことを小説(さっき冒頭で書いた、「書き殴り」の三文小説)として書いていけたらいいのかについても考えたのだった。せっかくサルトル『嘔吐』を読んでいるのだからその影響(猿真似とも言う)を小説の中に出せないものか、とも……まだ書いたばかりなのにこんなことを考え始めているのだから世話はないが、ふと『嘔吐』の一節(メモしてしまった)が思い出された。

「私が考えたのは次のようなことだ。ごく平凡な出来事が冒険になるためには、それを物語り始めることが必要であり、またそれだけで充分である」(サルトル『嘔吐』p.68)

そんなこんなで午後の仕事も終わり、退勤後イオンに行く。そこで豆乳を買って飲んだ後、ミア・カンキマキ『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』をすこし読む。この作品もまた『嘔吐』と同じく、実に自分自身の感覚に忠実に自分の思念や問題意識をあからさまに綴っていると唸ってしまった。ぼくも思えば平凡でたいくつな日常生活に倦んで、それでこんなことを始めたのかもしれないのだから。

それで1つ考えたこととして、「死」や「性愛」というタブーとされていることがらをどこまで書き込むかだった。先の女友だちの言葉にしたがって書けることを書きなぐりたい反面、それをだだ漏れにしてしまってはモラルハザード(大げさかな)になるのではないかという懸念もある。それに谷崎のような好色な作家の作品は(ぼくもすべてを読んだわけではないけれど)けっして欲望を「だだ漏れ」になんかしていなくて、節度のある筆致で欲望や色恋沙汰を描ききっている。その顰に倣いたいと思ったりもしたのだった。さて、どうなるだろう。

夜も更け、英会話教室の時間になる。今日はサンクスギビング・デー(感謝祭)とブラックフライデーについて学んだ。どういう文化的な背景があって、アメリカでどのように祝われているかというのが主な内容だった。その後、比較級を使った英作文を使うゲームを行う。こうしたゲームを通じて、ぼくの立場からすると過去に習ったことのおさらいになるのだけれどそれでもあらためて基礎を学び直せて、ワイワイ人脈を作れるというのは得難いことだと思った。こうした機会に感謝したいと思っている。