跳舞猫日録

Life goes on brah!

Entries from 2021-09-01 to 1 month

2021/09/07 English

It must be too early to say autumn comes... I listened to an American rock band R.E.M.'s "Automatic For The People" which is one of the music of my youth days. This album contains the song "Everybody Hurts". Everybody hurts... I had hated …

2021/09/07

秋深し……というにはまだ早いだろうか。私にとっての青春の一枚であるR.E.M.というアメリカのロック・バンドの『Automatic For The People』というアルバムを聴く。「Everybody Hurts」という曲が収められている。直訳すると「みんな傷つく」となる。大嫌いな…

北野武『あの夏、いちばん静かな海。』

北野武『あの夏、いちばん静かな海。』を観る。実を言うと、北野武の映画というのはかなりクセモノかもしれない。蓮實重彦や淀川長治から賛辞を浴び、世界的にも評価されている彼の映画はしかし黒沢清や是枝裕和が撮る映画のようには「わかりやすい」ものだ…

2021/09/06 English

Today I worked late. In the morning, I had read volume 3 of "The Wind-Up Bird Chronicle". No, this elegant storytelling of this drama might need to be called "the 3rd season". This is a well-made drama as "Twin Peaks". What will be the nex…

2021/09/06

今日は遅番だった。午前中、村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』第3巻を読み終える。いや、この流麗なドラマの展開は「第3シーズン」と呼ぶ方が的確かもしれない。それはそれこそ『ツイン・ピークス』のようによくできているドラマだと思う。次にどうなるのか…

2021/09/05 English

I've read "Norwegian Wood", therefore I started having an interest in Haruki Murakami's novels. So I have borrowed his epoch-making novel "The Wind-Up Bird Chronicle" at a library to read again. Today was a day off so I had thought I wante…

2021/09/05

村上春樹『ノルウェイの森』を読み終えたこともあって、また自分の中で村上春樹に対する熱が沸き起こりつつある。なので、彼の問題作『ねじまき鳥クロニクル』を読み返したく思い図書館で借りてきた。今日は休みだったので映画の1本でも観ようかなと思ってい…

秋の日誌5

さて、中島義道はあるところで、ニーチェの「永遠回帰」という概念に触れながら次のように書きます。 ここで重要なことは、いかなる状況もそれ自体として善でも悪でもないということ。いかなる状況も、当人の考え方によって善にも悪にもなりうるということで…

秋の日誌4

ここに、最高の自己実現、誰にでも適性がありかつ人生の最高目標に据えるにふさわしいことが、一つ残されています。それこそ、はじめに触れました「自分自身になる」ということです。すべての人は個人なのだから、そのまま何もしなくとも人生の最高目標をも…

2021/09/04 English

Today I worked from 10 am. Before the work, I thought about myself. I felt that I couldn't be satisfied... But I also can't see how I can be satisfied. How do I want to be? When I started working, I could forget about this as usual... I re…

2021/09/04

今日は早番だった。仕事前、自分のことを考える。どこか満たされない思いを抱えていることを自覚する。でも、ならばどうなれば満たされるのかわからない。どうなりたいのか。仕事に入ったらいつものことで忘れられたのだけれど……小津安二郎の映画のことを思…

マイク・ミルズ『人生はビギナーズ』

マイク・ミルズ『人生はビギナーズ』を観る。観ていて、そんなに深刻な話というわけではないのだけれど「ウェルメイド」と呼ぶにはややもたついている印象があったので、これは自伝的な映画ではないかと思った。あとになって調べてみると確かに経験を元に描…

秋の日誌3

narushima1977.hatenablog.com いや、もっと端的に言えば『何をモチベーションに生きているのですか?』かもしれない。 ぼくはこれまでの人生で、二度自殺未遂をしました。つまり二度、生きることを諦めました。そんなぼくにとって、生きる「モチベーション…

2021/09/03 English

I started reading Haruki Murakami's "Norwegian Wood". When I read this novel for the first time, I was a high school student. Until now, I have read it about 20 times. I can't see why I have been into it. It is still one of the novels whic…

2021/09/03

村上春樹『ノルウェイの森』を読み始めた。初めてこの作品を読んだのは私が高校生の頃のことで、それから今に至るまで20回は読み返したのではないかと思う。なぜそこまでハマったのかわからないのだけれど、私にとっては今の私を形作っている作品のひとつと…

秋の日誌2

inujin.hatenablog.com昨日ぼくは、市内の国際交流協会が行っている英会話教室で知り合った人たちとFacebookのメッセンジャー機能を使ってミーティングをしました。そこでぼくたちは村上春樹の話をしました。韓国で、村上春樹が語ったとされる概念「小確幸」…

2021/09/02 English

I am thinking about what the "dream" is. I might be influenced by Susumu Sogo's columns I had read recently. This might be a shameful thing but I don't have any so-called certain dream now. Once I had the dream which I wanted to be a pro w…

2021/09/02

夢とはなんだろう、ということを考えている。最近読んだ十河進のコラムの影響かもしれない。これは恥ずべきことかなとも思うが、今の私にはさしあたって夢と呼べるものはない。かつては、作家になりたいとかブロガーとしてもっと名を成したいとかいう夢があ…

秋の日誌1

fujipon.hatenablog.comぼくのことを書きます。ぼくは今年で46歳になります。46といえばアルベール・カミュと中上健次が逝った歳です。どちらも、自国の文学のみならず世界文学のスタンダードを作り変える可能性を秘めた作品を残した作家です。ところで、ぼ…

2021/09/01

実家で一泊してまたグループホームに戻ってきた。梶村啓二『「東京物語」と小津安二郎』を読み返す。小津安二郎を語る際、著者の梶村は真摯に自分の死生観や人生観を語る。小津の映画ももちろん面白いのだが、この真摯さも面白い。私も小津の『東京物語』に…

2021/09/01 English

I had stayed at my parents' house one night and came back to my group home again. I read Keiji Kajimura's "Tokyo Story and Yasujiro Ozu" again. When the author Kajimura talks about Ozu, he also talks about death and life honestly. Yes, of …

松永大司『ハナレイ・ベイ』

松永大司『ハナレイ・ベイ』を観る。原作は泣く子も黙るあの村上春樹の短編で、こうして観てみると本当に春樹をめぐる状況も変わったものだなと思わされる。なにせ「キューブリックがオファーしても断る」というのがかつての春樹だったそうだが、早い時期に…

2021/08/31 English

Today and tomorrow are days off. I don't know why but my company gave me them so I decided to go back to my parents' house. But I had nothing to do even I couldn't come here easily. Lying the bed, I read a book and slept. I listened to Blu…

2021/08/31

今日と明日、特に申し出ていたわけでもないのに会社が休みをくれたので、せっかくだからと思って実家に帰ることにした。ただ、帰ってなにをやるというわけでもない。早速ベッドに寝転がって本を読み、そして眠ってしまう。音楽はブラーの『The Magic Whip』…