職場にて、冬季の賞与(ボーナス)をもらえる運びとなったことを知る。少しばかりはぼくの裁量で使えそうなので、いったいなにを買うべきかあれこれ考えた。興味があるのはさいきんになって刊行され直したばかりの『カフカの日記』で、グループホームの管理者の方々にこのことについてLINEで連絡を取り相談する。グループホームで暮らし始めたころ、理由はいまだよくわかっていないのだが(もっぱらストレスから来る本の買い過ぎと食べ過ぎ、つまり買い物依存と過食だろうと思うが)お金を貯めることができずしたがって利用料さえ払えず往生したことを思い出した。一時はどうなることかと思った。だが、少しずつ管理者の方々と前ジョブコーチ、そしてぼくが集まってあれこれ話し合うようになりようやく解決策が見つけられてきて、いまでは少しずつではあるがお金が貯まりつつあるのを感じられるようにもなった。
職場で休憩中、喉がかすれてきて少しばかり違和感を持つのを感じる。鼻水も出てきたりして、そう考えてみればなんだか風邪のようでもあり落ち着かない。あるいは別の病気かもしれない。インフルエンザワクチンはこないだ打ったばかりだったが、それでも罹ることもあるかもしれない。いや、体温に異常はなかったのだが。なんにせよ風邪を引くのは気をつけないといけない。この年末年始、年と年の「継ぎ目」の時期というのはぼくたちにとってもっとも忙しい時期の1つだからだ。うがいと手洗いを気をつけて、グループホーム帰宅後は健康管理を心がけようと思った。
そして思ったことがもう1つ。どうやったら鳥の目(俗に言うバードアイ)を身につけられ、事態を俯瞰できるかといったことをあれこれ考える。理性的に・効果的に物事を見るために。ブッダの教えで「三毒」というものがあると聞いた。これについて、僧として働く友だちに訊けたらと思った。