今朝、6時半頃目覚める。またしても時間がなく「I Wanna Be Your Dog」を書く余裕がない(時間があったとしても昨日のハードワークと自己嫌悪などでくたくたになってしまってなにも描けなかっただろうと思う)。でも、もうここまでくると「しょうがないか」と割り切るしかない。小説に身を捧げて(というほど書くことに敬虔・真摯なのかどうかわれながら疑問だが)生きるよりももっと楽しいことがある。健康的な暮らしを保っていればいずれまた書けるチャンスもめぐってくる。そのように考えたいと思ったのだった。
その後、7時にシャワーを浴びて洗濯機を回す。そして7時50分から始まる英会話のZOOMミーティングに参加する。今日のお題は韓国の労働者(サラリーマンというかビジネスパーソン)の通勤時間が世界最長であるというニュースで、そのことを話そうにも韓国とは食文化以外あまり縁のない暮らしをしているからか話せることもない。今日は今朝方雪が降っていたので、そのこととからめて自分の通勤の手段としてもっぱら原付バイクを使っていることなどを話すと、あとはもう話せることもなくなる。
そこでひょんなことからぼくが、来る日曜日に友だちの薦めで2分間の英語でのスピーチをすることを話したところブレイクアウトルームの時間が余っていたので参加者のある方が「いま、ここでそのスピーチを練習してみませんか」とお願いされる。とんでもない話で、昨日草稿を書いたばかりなので推敲もしないといけないし、ましてや実地で話すなんて……とも思ったのだけどでもなんだかここで話さないとそれはそれで「名折れ」というか「男がすたる」という気もしたのでやってみた。
結果は3分半くらいで、内容としてはもっと削れるところを削るべきというものになった。ただ、それでも参加された方々から「よかった」「わかりやすかった」とお褒めの言葉をいただいたのでやってよかったと思った。ああ、英語を学び始めて10年。ふだんそんなに熱心に・真面目に取り組んでいるというわけでもないけれど、それでもやっていれば地道に力がつくものなのかもしれないなと思った。
その後、グループホーム本家に行く。そこでふと、ぼくが愛用しているSpotifyが提供する「2025年の音楽まとめ」の要約(サマリ)が閲覧可能ということで拝見する。すると、今年よく聴いたのがスクエアプッシャーの『Feed Me Weird Things』だったとのこと。あとは今年の秋口によく聴いていたブルース・スプリングスティーン『ネブラスカ』が上位に食い込んでいたので意外に思った。たしかにこの2枚は(水と油みたいな、似ても似つかない2枚だけど)ぼくの生活の折々にフィットしたものだと思い出される。
それでぼくの音楽の傾向として、80年代前半の音楽に集中して嗜好が向かっているとのことでリスナーとしての年齢は61歳という結果が出た。たしかにこの年代の音楽としてデペッシュ・モードやU2なんかをよく聴き込んだりするけれど、なんだか我ながら加齢臭を感じる結果にすこしがっかりするというか、もっと新しい音楽を聴き込んで感性を養ったほうがいいのかなあとか考えてしまう。いや、若作りはみっともないという考え方もあるけれど。
その後、用事を済ませて自室に戻りしばし昼寝をしてくつろぐ。図書館で借りていた堀江敏幸『熊の敷石』を読む。ぼく自身、こんなふうにすんなり自分の思いがかたちになったエッセイあるいは小説を書きたいという思いが湧いてくる。そうだな、またまとまった時間が取れたら書こうか……と思ったものの、ふと「いま、この瞬間にやらなければ嘘になる」という思いが湧いてくる。さいわいなことに今日は休みなので、まずぼくがいつも使っているWriteboxの画面を開く。
そして、そこに自分が思っていることをそのまま英語で書きつけていく。どう書くべきか……ぼくは常に書く時は五里霧中というか手探りというか、キーボードを叩く指やフリクションペンを動かす手の運動にしたがって考えをまとめていく。この文章にしてもそうだ。だからたぶんうねうねした、うなぎのような芯があるのかないのかわからずつかみどころがない文になってしまっているかもしれない。でも、読んでくれた友だちからはまたお褒めの言葉をいただいた。それがうれしかった。
その後、夜7時半から友だちと毎週木曜日恒例のZOOMミーティングに参加する。予定ではなんのテーマもない雑談のはずだったが、ある参加者が切り出した「8050問題」の話から(いまではそれがさらに激化して「9060問題」というものも存在するという)、真に引きこもりの人やぼくのような依存症というハンディキャップを持つ人たちがしあわせに暮らせるようになるにはどうしたらいいかという路線に話が向かっていく。
ふと、こうしたこと(この日記で書いていること)を英語で発信して海外の友だちにまた伝えたい、という思いが湧いてくる。いやもうぼくも50代だし、時間もないし年末は忙殺されるし……とあれこれ弱音が出てくるもののそれでもこれもまた「いま、この瞬間にやらなければ嘘になる」と思ったこともまた事実である。そういうわけで、とりあえず引きこもりの話はまた英語で発信できればと思う。
