跳舞猫日録

Life goes on brah!

2023/10/26

BGM: Bruce Springsteen - Born To Run

最近こんな言葉について考える。「あなたらしく(Be yourself)」。これは英語でチャットをするようになって、そこでお会いする人たちに頻繁に言われる言葉である。「あなたらしく」。昼休み、この言葉についてふたたび考えてしまった。そして、こんなアイデアを思いついた。「ChatGPTならこの疑問にどう答えてくれるのだろう?」。なんでこんなことを考えたのかわからない。でも、たぶんこれは友だちのビクトリアさんがFacebook人工知能について書いていた記事の影響だと思う。このことについてAIに尋ねてみて、答えを得られた……AIはたしかに編集された知性を駆使していろんなことを教えてくれる。でも、ぼくは人の知性を信じたい。それは時に「ゆがんだ」ものかもしれないにしても。

昔、学校でいじめられたことを思い出す。本も音楽も好みがヘンで、実に「変わった子」だったからだ。「ヘンだ。キモい(という言葉はまだなかったけれど)」と言われたっけ。こうした出来事はぼくだけのものじゃないだろう。他の人だってこんなことは味わったのではないか。「お前はそれではいけない」と言われて、それが本能に染み付いているとするなら「自分はOKだ。友だちにも受け容れられている」と感じることは難しいかもしれない。

昼に、ジョブコーチと職場で面談をした。ぼくの生活ぶりについて話し合う(仕事、そして私生活だ)。こんなことを書くと角が立つのだけれど、たぶん職場では他の人から嫌われているんじゃないかと猜疑心・不信感を持ってしまう。でも、ジョブコーチと友だちはぼくのことを好いてくれていて時には尊敬さえしてくれているようだ。ああ、実にカオスな世界だ。何なら「るつぼ」だなとも思う。

夜にある友だちのプレゼンを楽しむ。希少生物のオオサンショウウオについて教えてくれた。いつもながらクリアでわかりやすい説明に、学ばないといけないなと思う。「どんな髭剃りにも哲学はある」と昨日書いたけれどこの言葉に偽りはない(村上春樹の言葉だ)。会う人はすべからくぼくの師であるべきだ。