跳舞猫日録

Life goes on brah!

2023/04/24 BGM: Erasure - Who Needs Love Like That

今週のお題「盛り」

昨日に引き続き下品な話をしてしまうが、朝になって自分の調子を確かめるもどうしても仕事に行けなかった。おならが止まらなかったのだった。腹からガスがとめどなく出てきて、私自身自分の生命力に感服してしまう。まだ生きたいのである……ああ、親愛なる読者よ(と、今読んでいるナボコフ『ロリータ』風に書いてしまう)。ほんとうに恥ずかしい。今日もそんな体調に悩んだこともあって勘が「今日も休ませてもらおう」と囁いた。職場に電話をかける。そして「明日は必ず出勤します」と話した。やっとガスが止まった。自室でおとなしく過ごす。が、発達障害から来る悲しき「多動性」の性というやつで、ベッドの上でじっとしていられない。気がつくと私はとにかく明るい安村がイギリスでバカウケをかっさらったという動画を見てしまっていた。ああ、なんと情けないことか……だがその動画に癒やされたことも確か。笑いの偉大さ、懐の深さに唸った。

Facebookなどでまたしても親切なメッセージをいただく。Twitterで見かけた「励まされる」ツイートをシェアして下さった……「こんなことでいいのだろうか。私は確実にダメになってしまうのではないか」とくよくよ考え込んでいたのだけど、いただいたメッセージは私を癒した。そして、今日1日だ、と思った。読者の方からは「甘えるな」「発達障害に逃げている」「いい大人のくせに」と罵倒されるかもしれないが(私自身が自分自身をそのようにして厳しく叱っているのだけれど)、今日だけ! 今日だけは休ませてほしい。そして思い切り自分をダメにさせてほしい。明日からまた元気で働くために……LINEで「勘は大事です。その判断を大切にしなさい」とメッセージをいただいた。がむしゃらに朝ごはんを食べて風呂に入るというタスクをこなし、そして頭を休めた。こんな時にうっかり何かネットでつぶやいてしまったら一生汚点として残ると思った。

昼は昨日と同じサンドイッチを食べた。そして、また横になるも上述したようにじっとしていられない。回復を焦る気持ち、休んでしまった罪悪感に悩む気持ちが身体を炙る。明かしてしまうと、そんなことからDiscordで英語でチャットに興じたりしたのだった……とある方から「(悩んでおられることは)『人間の本性』の話ですね」と言われて、そのことから「human nature」でググることを思いつき調べてみる。ヒュームの『人間本性論』がヒットしたので図書館で借りようかと思って……すると、なぜかはわからないが坂口安吾のことを思い出した。坂口安吾に関して言えば、これまでもこうして不調を感じたり端的に言えば「もうギブアップ」と思った時に読んできたことを思い出した。彼の文章は危険だが効く。本棚から彼の言葉を編んだアンソロジーを取り出して読む。「自分の魂の叫びに耳を傾けなさい」というメッセージを受け取ったと思った。安吾を読もう。ナボコフと一緒に。

発狂するのではないかと思えた1日が終わった。夜になっても落ち着かない。せわしなく『ロリータ』や『哲学探究』を拾い読みしたり、Discordでチャットしたり。自分の中にあるこの矛盾。仕事は休むくせにこうして書くことは止められない。エラそうに御託を並べるくせに自分の中から出てくるおならに困っている。小心者のくせに、職場では伏し目がちに話すことしかできないくせにこんな「弁慶」的な大言壮語/ビッグマウスを叩く……だが、そうして書き出す・吐き出すことが自分にとって必須の作業なのだからご寛恕願いたい。夜、朝にメッセージをいただいた方に心配をおかけしてはならないと思いLINEでメッセージを送る。その方から「回復を焦ってはいけません」と諭された。気がつけば回復している、そんなものだ、と。その言葉を信じ眠ることにした。そうして、サボりにサボりまくった1日が終わった。