跳舞猫日録

Life goes on brah!

2022/12/09 BGM: RHYMESTER "LIFE GOES ON"

今日は遅番だった。朝、clubhouseで開かれていたジュディスさんの部屋に入る。そこで英語で話をする。ジュディスさんは私が自分の英語に自信を持てていないという話をしたら、いろいろアドバイスを下さった。もちろんありがたいことだと思うのだけれど、昨日も書いたけれど私は自分の英語が自信がないならないで開き直ろうとも思っている。破れかぶれで話すというか、流暢に喋れなくとも気の利いたことを言えなくとも、それが自分の英語なのだからしょうがないと居直って喋ろうとも思っているのだった。そうすればきっと悪いようにはならない、と。

その後イオンに行き、ジョン・アーヴィング『未亡人の一年』の続きを読む。ああ、アーヴィングの小説が沁みるようになったとは、自分もずいぶん歳をとったものだ。私も昔はライトノベルを読んでみたり、もっと型破りな展開の作品を読んだりして悦に入ったものだが今はこんな「人生の実相」を見せてくれる作品に興味を持っている。アーヴィングはディケンズと並び称される存在だそうだが、意外と(?)今の私ならディケンズの良さもわかるのかもしれない。『デイヴィッド・コパフィールド』を年末年始に読むのもいいかもしれない。

ふと、2015年のあの日のことを思い出す。4月3日、私は断酒を始めることを決意した。あの日再び酒に手を付けていれば、私はそれこそ50代か60代で死ぬ人生を歩んでいたかもしれない。確かにそれも人生ではあるが、そんな人生は悔しいとも思って断酒を始めたのだった。酒が生きがいだった私から酒がなくなるというのはとても怖いことだったけれど、今思えばそんな風にして幸せになることを選ぶのも勇気のいる選択だったということになるのかもしれない。知り合いにひきこもりから脱出した人がいるが、彼もまた勇気を必要としたのだろうか。

そして今……英語に自信がない、と書いたことと矛盾するかもしれないが私は今の自分自身を誇りに思う。いや、私より英語が上手い人、私より本をたくさん読んでいたり賢かったりする人はゴマンといるだろう。そんな比較によって自信を持つのではなく、自分の内側からこんこんと湧き出てくる自信を大事にする。そうして生きていきたいと思っているのだった。ここまで来た。ジョブコーチのことも実現し、英語も少しずつ修練を積んできた。そして、これからも少しずつ。ライフ・ゴーズ・オン。人生は続いていくのだ……焦らず腐らず諦めず。