跳舞猫日録

Life goes on brah!

2022/12/24 BGM: HAL FROM APOLLO'69 "TERRAPLANE BOOGIE"

朝、インドネシアのジュディスさんからメッセージをいただく。日本に行きたいとのこと。そう言って下さるのを聞いて嬉しくなる。今年ももうすぐ終わる。彼女ともclubhouseでつながらせてもらって、いろいろお話しすることができた。来年も交際できればいいなと思う。今日は早番だったのだけれど、仕事前にHAL FROM APOLLO'69やコーネリアスを聴く。そして仕事をこなし、休み時間はぼんやりと過ごす。つまりいつもの時間を過ごしたわけだ。クリスマス・イブだろうがお正月だろうが、私の時間は極めて平々凡々に流れていくのだった。多分明日地球に隕石が衝突するという日になっても私はそう過ごすだろう。

年末年始で困ることの1つが図書館が閉館するということで、借りたい本は借りておかなくてはならないが私の関心は猫の目のように激しく移ろう。なのでいったいどんな本を読みたくなるか私にもまったくわからない。昨日までジョン・アーヴィングがどうとか言っていたのが、今日は夏目漱石を読みたくなっている。とりあえずフランスの友だちと約束していたディケンズの『デイヴィッド・コパフィールド』の第1巻を借りる。『二都物語』や『オリヴァー・ツイスト』と併せて読むかもしれないし、見向きもしなくなるかもしれない。私には皆目わからない。

クリぼっちという言葉があるが、今年もクリスマスは1人でグループホームで過ごすことになる。不幸なことにと言うべきか、今年のクリスマスは寒波の影響を受けそうだ。今日はDiscordでチャットを楽しんでいたら友だちから「World's End Girlfriendのライブをオンラインでやってますよ!」と教えてもらう。見てみたのだけれど老いの悲しい現実として眠気に勝てなかった。なので眠ってしまった……こんな感じで老化に悩まされながら生きていく。シングルベルな日々。今年はグループホームの施設長の方にもソウルメイトのこと、女性っ気がまるでない日常のことを相談したこともあったっけ。バカなことをしたものだ。いや、切実な悩みではあるのだけれど。

読んでいない本で読んでおくべきだと思う本はたくさんある。『グレート・ギャツビー』や『自負と偏見』など(特にジェーン・オースティンは全作品を読みたいとも思う)。だが、私は関心のあること、これをやりたいと心から思えることでないとできない。なので「今まで何やってきたんだ」「こんな本も読んでないのか」と叱られようが、できないものはできないのだからできないというトートロジカルな理由で不可能なのである。そうした「できない」を受け容れてできることの制約の中で楽しむこと。それが人生の秘訣ではないだろうか。私は発達障害の影響で車を運転できないけれど、その制約の中で何とか人生をエンジョイできている。スピノザ國分功一郎から学んだ人生の秘訣だろう。