跳舞猫日録

Life goes on brah!

2021/09/13

今日は通院日なので病院に行く。先生に会い、話をする。こうして通院して、先生に話をして薬をもらうということを20年くらいやっている。色んなことがあった。発達障害者とわかり、職場に話を持っていったけれどなにもしてもらえず、終いには先生の前でありのままの自分を見てもらおうと思い、酒を痛飲して泥酔した状態で話を聞いてもらったりもした。今日はアランの『幸福論』の話をする。アランに倣って、自分を苦しめている真の原因を取り除くことを考える。とはいえ最近はそんなに苦しくもないのだけれど。

ClubhouseがAndroidにも対応していたので、アプリをインストールして登録したあと色々他の人がやっている部屋に行ってみた。英会話でワイワイ話している人たちのところに行き、自分の英語を披露する。相手が日本人の方でも流暢な英語で話されると(スマートフォンで聞くからという環境もあるのか)聞き取りづらい。リスニング能力を鍛えないといけないなと思う。英語は身体で話すもの、という信念を持っているので聞く力も訓練で身体に英語を叩き込んだら聞けるようになるかもしれない、と思った。他のアプリを入れて練習してみようと思う。

リー・アイザック・チョン『ミナリ』という映画を観る。アメリカン・ドリームはもう遠い昔のことで、今はどんなに貧乏人が頑張ってもそんな夢は掴めないという現実を思い知らされるようなそんな映画だった。だけど、主人公の韓国系アメリカ人たちは韓国の流儀や価値観をアメリカでも守り、しぶとく生き延びる。アカデミー賞の選考過程で話題になった映画というが、確かに力作であり凄みを感じた。だが、私はこんなコロナ禍の苦しい最中にこの作品を観てそのリアリズムの容赦のなさに辟易したのもまた確かだった。

小西康陽『わたくしのビートルズ』を読み終える。細かい情報をマニアックに日記やコラムの中に寄せ集めるその手腕に惹かれる……と1冊読みかけだった本を読み、1本映画を観たあとは実は今日はずっとClubhouseを使って他の方々の放送を聞いていた。一体なにをやっているんだか……ただ確かに日本でも流行っただけあってClubhouseは面白い。私も自分の部屋を作ってみようか。英語を話す練習もしてみたいので、もっと色んな部屋に行って色んなことを学びその後に自分から発信することを考えてみてもいいのかな、と思った。