跳舞猫日録

Life goes on brah!

2023/12/13 BGM: Bjork - All is Full Of Love

今朝、グループホームの施設長にお会いして利用料を渡した。その会合のあと、毎週水曜恒例のミーティングに参加する。そこで、ぼくたちは英作文を作った。今回は2つの慣用句/語句から1つのセンテンスを作るというレッスン。難しかったけれど面白かった。川真田さんというホストの方が、みんなが心配しているとおっしゃった。この日記を読まれていて、そう思わせてしまっていたのだった。正しい文にはならないと思うけれど、「まあ部分的に頑張ります」と答えた。そして、部分的に休む。ムラっけがある暮らし方。彼らの関心を知ってほんとうにうれしく、ありがたく思う。

そのミーティングのあと,図書館に行きヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論』第1巻とレイモンド・チャンドラーロング・グッドバイ』などを借りる。その後、イオンで昼食を摂る。本を読もうとしたけれど何も頭に入らないので未来屋書店を冷やかすことにした。サリンジャーフラニーとズーイ』や森達也『虐殺のスイッチ』があるのを見かけ、買ってしまう。グループホームに戻りその森達也の本を読み始めた。

その虐殺をめぐる本の中で、森はさまざまな殺人行為について描写する。その鋭い、クールな論述はあたたかい文体をともなってなぜ/どのようにして人類(ぼくも含めて)が残酷な、非人道的な行為を行いうるのか記している。この日記でも書いたけれど、ぼくはいじめに遭った過去がある。でも、そうした多数派の暴力の犠牲者なのかもしれないにしても、ぼくは自分自身もまた群集(群衆)心理によってコントロールされるかもしれないこと、理性的じゃない行動を採るかもしれないことを踏まえる必要があろう。彼は学校でのいじめと虐殺を結びつける。とても腑に落ち、唸らされた。

夜に断酒会の例会に行った。そこで、会長が彼の正直な思い・感情を吐露した。会長にとってだんだん歳を取るということはうれしいこと、幸せなことだとおっしゃった。彼は彼の人生をシラフで、確かな幸せをつかんでおだやかに過ごせている……この感覚をぼくも理解する。いま、ぼくは確かな手応えをつかめて人生を生きられていると思う。その後、ぼくは村上春樹に関するミーティングに参加した。ああ、今日は書きすぎたかもしれない(ので、村上春樹についてはいずれ別の形で書くかもしれない)。