跳舞猫日録

Life goes on brah!

2023/12/12 BGM: 中谷美紀 - フロンティア

2023/12/12 BGM: 中谷美紀 - フロンティア

いま、またぼくはタフな、とてもしんどい状況に立たされているようだ。ぼくはジョブコーチにLINEでメッセージを送った。仕事を続けることについて、時間のムダではないかと思えてきたことを正直に話した。可能な限り、いま思っていることをつぶさに記した。マジメに頑張って働いているつもりなのに、誰もぼくの努力を認めてくれない……ジョブコーチは返事を書いて下さった。思っていることを紙に書き出してしまいなさい、と。そしたらいい答えを見つけられるかもしれない(もしかしたら仕事を辞めることになるかもしれないにしても、踏ん切りはつく)。

思い出す――大学を出たあと新卒同然の身で、ぼくはこのキャリアを始めた。この仕事が最後の希望だと思っていたのだった。もし仕事を辞めてしまうと、ぼくは結局自分がクズだと言うことをあからさまにしてしまう。絶対的な、完璧なクズだと。だから、ぼくはこの仕事を続けた。お金が欲しいということもあるけれど、このマジメな動機はぼくの中にある。

ぼくは過去、確かな見えない炎をぼくの中に隠し持っていた。この内なるスピリチュアルな炎がぼくを突き動かした。ぼくはゴミじゃない、と世界に知らしめたかった。人間なのだ、と(なんだかザ・スミスレディオヘッドみたいだけど)。そして、才能にあふれた人間なのだ、とも。加えて、ぼくは自分が人生の究極の勝者であることを見せつけたかった。なんだか自己啓発本が好みそうな概念だけど、何はともあれ勝者になりたかった。

そして、皮肉に聞こえるとも思うけれどぼくは自分の中に大きな野心があり、それがぼくの実地の試みを妨げていたと認められる。そんな大きな野心があったからこそ、現実と理想の間のギャップを見ないといけなかったのだ。どうしてこんなシリアスな段差を乗り越えられるだろう? このことについてまた書いてみたい。

夕方、英会話のクラスの最後のレッスンを楽しむ。思い出す――過去にも書いたけれど、ぼくは自分の英語が通用しないと思っていた。外国で学んだわけではないからだ。そしてそんな低い、とても低いところからぼくは英語力を鍛えんとしてきたのだった。いま立っているこのステージに至るまで。