跳舞猫日録

Life goes on brah!

2023/07/10 BGM: The Rolling Stones - Start Me Up

ああ、今日はことによるとぼくの人生において「運命的な1日」になるのかもしれない……というのはもちろん大げさだが、でもあらためて「こんな1日」がありうるのだと思えたことは秘めておきたくない。今日はぐずついた空模様だったので職場近くのイオンのフードコートまで歩いて通った。そしてそこで、いつものことではあるのだけれどとりたてて何もする気が起きないまま時間を過ごした。英会話教室の宿題も、契約面談のための書類やぼくが木曜日に行うプレゼンのための資料作成もぜんぜん進まずただぼんやりと……ふと持ち歩いていた谷川俊太郎の詩集『二十億光年の孤独』のことを思い出し、そして英会話教室の宿題の一環でぼくも詩を書いてそれを先生方にお見せしたいという気になった。少なくともそうすればやるべきタスクは1つは片付くし、ぼくの内発的な衝動・情動も静まる。それで、ぼくは詩を書くことにした。ただの詩というのもつまらないので、ぼくなりに韻を踏んだ本格的なものにしたいと思って粘ってみた。ソネット(14行詩)にするのはどうだろうと思い、リズムに気を配って書いた……というか「書きなぐった」というか、言葉をジャクソン・ポロックの絵のように撒き散らして書いてみた。

書きながら、こんな風にしてぼくにもミューズが微笑んでくれる時が来たのだなと思った。「ある日、突然書き始める」「ある日、作家になろうと思い立つ」……例えばぼくが尊敬する村上春樹は、29歳の時にプロ野球の試合を観戦していてふと「小説を書いてみよう」と思い立ったのだそうだ。それが彼の今に至る作家としての道のり・旅程の始まりだった……いや冷静に考えればこれはあまりにも「かっこよすぎる」話だ。少なくとも彼がその天啓を感じ取った日までまったく何もしてなかったとは考えづらい。読書だってしていただろう。チャンドラーやフィッツジェラルドブローティガンヴォネガットを読んで彼らの気韻・グルーヴを自家薬籠中の物にする修業を重ねていたと考える方が現実的だ……と「今なら」ぼくは考えられる。でも、過去にこの話を読んだ時のぼくはただのうつけ者だったので「そうか、ぼくにもいずれこんな風にして『天啓』『インスピレーション』が降りてくる日が来るのか」と思ってしまったのだった。そして、ぼく自身が書けるようになる日、ぼく自身にとっての『風の歌を聴け』となるべき作品の始まりが降りてくる日を待ちわびて過ごした。日々酒に溺れて、そして「いつかぼくも書けるようになる日が来る」と夢見て。

そして今日……そのようにして書いた詩を友だちにシェアした。すぐにロシアのビクトリアさんから「署名を入れてシェアしましょう!」とオファーをいただいた。ああ、ありがたいことだ。すぐに「throbbing disco cat/踊る猫」と署名を入れてそれをFacebookやDiscord、MeWeなどに投稿した。すぐにコメントが殺到……なんてことが起きるわけもなく終わったのだけれど、でももちろんそれは致し方ないことだ。書いてみて、韻を踏むのは思っていた以上に難しく奥が深いことに気づき、同時にその醍醐味・面白さも感じ取ることができた。これからも書けるようならこうしてソネットや自由詩、散文詩を書いてみたいと思った。そうなってくるとぼくの発達障害ゆえの凝り性が疼き始める。谷川俊太郎の詩をもっと読みたいと思い、同時にこれまでぼくが影響を受けてきた詩人や作家から学び直したいとも思い始めた。ぼくが影響を受けてきた書き手たち……村上春樹高橋源一郎長田弘田村隆一といった人たちから学び直すことを考え始めたのだ。女性の詩人や作家からも学びたいとも思う。そうして夢・野望はどんどん膨らんでいく。その意味では今日はまさに「始原」「ジェネシス」的な1日だった。

そして、ここに至るきっかけについても思い至ったのである。一旦は英文学を学んでみたけれど、その頃は自分でこんな風にしてソネットを書いてみるなんてこともまったく考えなかった。酒に溺れていた時期を経て、今の人間関係を築いていく中で英語を褒められたことがきっかけで短文を英語で書いてみたりして……そしてこの日記を英語で書くようにもなった。その帰結として今日のソネットがある。こうして考えると「天は自ら助くる者を助く」というけれど、自分は自分なりに努力をしてきたと言えるのかなとも思った。日々自分なりに日記を書いたり本を読んだり、人と話したり仕事をしたり、そうしてていねいに自分なりに生きて、そして楽しんできたことが積み重なって今日の爆発的な詩作の開花があったのかな、と。もちろんこれは「まぐれ」「ラッキーストライク」で終わる可能性もあるけれど……だけど今日、詩を書いてみて感じた喜び自体まで否定したいとは思わない。詩作が続かなくても、今日の経験は何かの形で残るのではないかと思う。今日はFacebookで疎遠だった友だちとも再会できて、実に「得難い」1日だった。次の詩のテーマを考えつつ床に就いた。

"A Bridge From A Fridge"

It seems my mind is like a fridge
At last, I've found a dream of becoming a bridge
A bridge, where people can encounter each other
They might call them as a sister or a brother

Yes, that must be too enormous to carry
I can see, and TBH I feel really scary
But why? It must bring me the life like a party
All I need is just a certain will to start it

Today, lunchtime, I wanna have a lunchbox of sushi
Will I be able to say as a rockstar, "Can't you see"?
Or I'm just trying sewing seeds into the sea?

This is the first sonnet poem I've done in my life.
I wrote this one by myself. I'm now actually alive!
Yes, this one is also coming from my mind's archive