跳舞猫日録

Life goes on brah!

2022/05/26

今日は早番だった。朝、『グッド・ドクター』のことを思い出した。あのドラマから教わったのは、私も自分の能力を活かしてヒーローになれるかもしれないという可能性についてだった。いや、綺麗事と聞こえるかもしれないが私は誰もが誰かのヒーローになれると信じている。それはみんな何らかの才能を持っているということでもあるし、あるいは頑張っている人のその姿に触れると人は自分を顧みて変われるということでもある。人は人との関わりによっていくらでも変われる。向上できる。それは私にとって確信に変わりつつある。

ジュディスさんとWhatsAppでやり取りをする。私は昨日のルームのことを話した。ジュディスさんも成功を喜んで下さった……ああ、ジュディスさんと出会えたことも運命の不思議であり、人との出会いの力を感じさせる。私の記憶は曖昧なので、そもそも昔なぜジュディスさんのルームに入ろうと思ったのか思い出せない。知り合いがclubhouseを薦めて下さって、そしてclubhouseを使うようになって英語学習者として様々な海外のルームに入ってみて……改めて、自分が英文学を学び英語を勉強してきたことを(真面目な学生とはとても言えなかったにせよ)僥倖だと思った。

噺家ではないので同じことを何度も書くが、私は昔もっとボソボソ喋る人間であり、かつその喋り方がかっこいいと思っていた(『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の森本レオに憧れていた)。だが、断酒会や英会話教室発達障害を考えるミーティング、そしてclubhouseを経験することでこんな大声の人間になってしまった。私は自分に自信があるとは思っていない。自分はデタラメで不確かな存在だ。だが、この自分自身を貫くことが正義だと信じている。自分自身に忠実であり続けること。それは自分を懐疑的に見つめて向上させることと矛盾しないと信じている。

夜、国際交流協会が行ったミーティングに参加する。そこで環境問題について話し合う。ある参加者が自分の家計についてグラフを作り、そこから電気代や二酸化炭素排出量を算出したチャートを見せて下さった。こうした「見える化」は大事なことだと唸った。私も自分の金銭管理がぜんぜんうまくいかないので「見える化」を行ったからだ。このミーティングからもいろいろなことを考えさせられる。そして、私自身が発表者となることで学びを得られている。ああ、これもまた人との出会い、そしてそこから学ぶことの力を思い知らされる経験だ。