跳舞猫日録

Life goes on brah!

2022/01/17

昨日は発達障害を考えるミーティングを楽しんだ。その反動が来たのか、今日は朝起きると憂鬱だった。苦しかったのだけれど、ともかくもご飯を食べないことにはなにもできないのでイオンに行き、メモパッドに思っていることを英語で書きつけた。いつもの作業だ。自分の中から湧き出てくる言葉に驚いた。自分が見るメモパッドなのでなりふり構わず書き続けて、こうして言葉が出てくる間、自分の中からなにかエネルギーが湧いて来る間は自分は生きていける、と思った。本能なのか好奇心なのか、その源泉の正体はわからないのだけれど。

東京大学で刺傷事件を起こした学生のことが気になっている。もちろん、私はニュースで流れる情報しか知らないのだけれど、私は彼が医師になりたくて、それでも勉強がうまく行かずに苦しんでいたということを知り悲しくなった。もちろん、医師になりたくて努力してそれが報われたらこんなにいいことはないだろう。だが、思い通りにいかないから人生は面白いとも言えるのだ。彼がどんな風に教育を受け、どのように価値観を育んでいたか知らないが、自分の思い通りにいかないことで他人を刺傷沙汰に巻き込むことはやはり愚かしいと思う。残酷な言い方になるが。

私自身、受験勉強の苦しみを知っている。私は人から見れば受験勉強においては成功した立場なのかもしれない。でも、大学に行ったけれどそれが自分の幸せを保証してくれるとは思えなかった。いい大学を出ていい人生を歩む、というのは他人の決めた幸せだと思う。むろん、他人が定めた幸せと自分が追い求める幸せが合致するならいい大学を目指せばいい。だが、そうでないとするなら自分の幸せを追い求めるべきだろう。私は、自分の幸せは本を読み、あれこれ考えて書くことだと思っている。故に今、幸せを感じられている。

発達障害を考えるミーティングに参加するようになり、仲間ができた。仲間との交流で、いろんな立場に立つ人がそれぞれ自分らしさを発揮して、魅力的に頑張っている姿を見させてもらった。私も自分らしさを発揮することをためらう必要などないのだな、と思った。自分の内側からあふれ出るものをそのまま世に放つ……人生とはとどのつまり、そうして自分らしさや自分が自分の意志で決める幸せを追求する過程なのではないか、と思った。ああ、こうして書き続け、シェアすることが私を生かしている。それを思い知る。