跳舞猫日録

Life goes on brah!

2021/09/23

今日もやる気が出なかった。仕事に関してのみならず、私生活に関しても映画を観ようとか本を読もうとか、なにか生産的なことをやろうという気にならなかったのだ。鬱状態なのだろうか。仕事を辞めることばかり考えている。だが、もちろん辞めることはできないのだった……帰宅してからclubhouseで英語で会話をする。そこで相手に日本語の簡単な挨拶を教えた。日本に住んでいるとなんてことのない「日本語を話す」という力も、グローバルに考えればひとつの能力になるのだな、と思った。英語が話せなくても日本語が話せる。それはそれで凄いことなのだ、と。

鬱なら鬱で、無理にエネルギーを出そうとしないで休むのがいい。そう思い、今日も映画も本も楽しまずに過ごした。また読みかけで留まっていたスティーブ・シルバーマン『Neurotribes』を読み進めようか……この本は自閉症について書かれた本で、私はこの本の邦訳『自閉症の世界』を読んで感銘を受けた記憶がある(良質な翻訳とは言えないと聞いたが、読みやすいのは確かだ)。なので、原著で読みたいと思い買ったのだった。だが、読めないでいた。語学力は一朝一夕で身につくものではない。焦ってはいけない。

大岡昇平の『成城だより』という本に興味が湧きつつある。70代にして好奇心を燃やし、様々な新しい文化に触れた作家の記録だという。私は40で死ぬことを考えて生きてきたので、これからの人生をどう生きるかまともに考えていなかったことを思った。これから……好奇心さえ燃やし続ければいつまでも若く居られるのかもしれない。昔はそんな好奇心もなく、早く死ねればいい、早くこんな人生終わりにできればいい、と思っていた。私が死ねばみんな喜ぶ。だから死にたい、と。それでも私は生きている。今は昔とは違う。

英語について考える。マーク・ピーターセンの本を読み、また自分も英語を勉強しようと思うようになった。高校生の頃は英語の授業はまともに聞いてなかったので、遅まきながら今からやり直しているというのが正直なところだ。これが仕事になればいいのにな、とも思って……自分もclubhouseで日本語と英語で発信をしてみようか、と思った。英語が通じるということを発見するとそれだけで自信がつく。むろん小さな自信だが、自信は自信だ。なにも見えない今、この小さな自信だけを頼りに生きてみたいと思った。