跳舞猫日録

Life goes on brah!

2023/11/29 BGM: 佐野元春 - SOMEDAY

今日は休みだった。今年はどんな年なのか考えている。というのは、2023年の終わりがあちこちで見えているからだ(イオンに行けばワム!の名曲「ラスト・クリスマス」を楽しむことができる)。今年はどんな年だっただろうか? ぼくは過去をあまり振り返らない。でも、いまぼくは坂本龍一が亡くなったこととか、詩を描いてみたこととか村上春樹に関するミーティング(英語で行われた)に参加したこととかを思い出す。そう、面白いというか「ファンキー」な1年だった。

そして、「本の虫」としてぼくは2024年に向かっていく季節にどんな本を読むべきか考えている(2023と2024の「継ぎ目」だ)。今日、図書館に行き夏目漱石の小説『行人』を借りた。そして、ハイデガーに関する本を2冊ほど借りた。実は今、ぼくは気持ちが落ち込んでいるのだった。理由はわからない。でももう48歳なので、「気分転換」が必要だってことはわかる。漱石はぼくが気になってきている作家だ(全部彼の作品を読み尽くしたわけではないにしても)。ハイデガーウィトゲンシュタインはこの季節、ぼくの心の友になってくれるかなと思う。

今朝、ぼくはZOOMでSatchyさんのミーティングに参加した。そして他のメンバーとミーティングを楽しんだ。そこで、英作文の試みの一環としていろんなことを教えた。たとえば友だちのスマートフォンにWhatsAppをインストールするのを手伝ったこと、僧の友だちと面会したこと、などなど。ぼくが作る英文はいつも抽象的でややこしいものになってしまう。でも、ホストのSatchyさんはぼくの英作文やぼくのことをあたたかく受け容れて下さった(いつもと同じく)。その優しさ、そして他のメンバーの寛容さに感謝する。ああ、思い出す。今年、最近になってぼくはそのSatchyさんとお会いしてこの水曜の朝のミーティングに出るようになったのだった。時はあまりにも早く流れ、人生は続いていく。

借りてきた本を読んだ。轟孝夫によるハイデガー存在と時間』の解説本だ。確かにハイデガーのすばらしい、ファンタスティックな考え方はたやすく理解できるものではない。でも、轟によるガイダンス(案内)はぼくたちがこの世界に存在することがどれだけワンダフルなことなのか考えさせる。来年、日本語で『存在と時間』を読破しようと試みる……かもしれない。わからない。