跳舞猫日録

Life goes on brah!

2022/08/31

BGM: 詩人の血 "ドイツク"

今朝、部屋から出るのがひどく億劫だった。部屋にこもって1日中Twitterをやって過ごそうかとさえ考えた。でも、そんな時間の過ごし方はとても虚しいとも思った。それより本を読んだり音楽を聴いたり、映画を観たりして過ごしたい。抗原検査のお金を支払う必要もあったので、ともあれ部屋を出て近所の病院に行きそのお金を支払って、そして「朝活」の一環としてイオンに行きそこで本を読もうとした。でもぜんぜん本が頭に入ってこなかったので諦めた。そして、アウトプット用のアプリについて調べたりして過ごした。ここ最近自分は過剰にインプットし続けていると思ったからだ。結局いいものが見つからなかったというか、すでに持っているアプリで何とかすることにしたのだけど。

この町に帰ってきた直後、私はひどく外に出るのが怖かったことを思い出した。外に出るとクラスメイトと会ってしまい、彼らに笑われたりするのではないかと思ったからだ。彼らに「お前はバカだ」「クズだ」と言われて、ひどい場合は何かされるのではないかと……実を言うと今日もそんな妄想に陥った。でも、私の周りには味方がいる。そして私自身もまたそんな妄想から離れられる強さというか、健全な自己愛を鍛えてきたとも思った。だから怖くはない……少なくともかつてのように自己嫌悪で鬱になったりはしない。自分の中のそんな変化を感じ、成長したのかなと思った。人はそうやって変わっていくのだ……。

そして昼に昼寝をした後、グループホームの方との約束をしていた部屋の片付けを少しする。最初はこれもまた非常に億劫だったのだけど、仕事から学んだ事実として「とにかく作業をする時はモチベーションに左右されず、少しでもどこかから手を付けたら自分は自ずと何をすべきかわかってくる」というのが頭にあったので部屋の本を動かし始めた。そうすると作業に身が入り、部屋の片付けに入り込むことができた。たまというバンドの『犬の約束』を聞きつつこなしていく。約束では1日30分間だけということだったのだが、普段慣れない作業(そして、片付けという苦手な作業)をしてしまったせいで汗みずくになってしまった。

夜、断酒会に行く。そしてそこで、自分が抗原検査とPCR検査を受けた話をした。他の方から「あなたのやったことは正しい!」と言われたのでそれがありがたかった。その後グループホームに帰る。Twitterで時間をつぶす。本は相変わらず読めない。とにかく今自分の中でモヤモヤしていることを「吐き出す」作業が必要なのかもしれない。「吐き出す」は「嘔吐」につながるどこか汚い響きがある言葉だとも思うが、ならば今の私に必要なのはまさに心のゴミを「嘔吐」しスッキリすることだとも思った。頭の中で響く何万、何百万という「声」が自分をコントロールしようとする。そんな状態から、もつれた糸を解きほぐすように心の中を整理していくことが大事なのかな、と。焦らず慌てず……。