もしかしたらこれについてアホらしいとかガキっぽいとか言われるかも知れないけれど、でも「いま」がぼくにとっては夏の時期(初夏?)のようにさえ感じられるのもまた確かだ。過去、ほんとうに酒に溺れてムチャクチャなダッチロール的生活をしていた頃、思ったのはもう人生は終わってしまっていたのでただ最期の瞬間を待つしかないのだなという諦め、ひどい虚無主義だった。もう幸せな瞬間、キラッとした体験とは無縁に生きて、そして「犬死に」を迎えるのだと。
40の歳(9年前)、ある方とお会いして、その方に英語を使い始め学び直すよう励まされた。そうして、「禁酒とバラの日々」は始まったのだった。いま、英語を学ぶことに喜びや元気を感じられる。いや、人生はそんなに甘いものではないだろう(とりわけこの「発達障害」な人生はいつだってハードモードを通り越して、楽しむにはタフですらある)。だけど情熱を以て英語を学べているとも思う。
今日思ったのは、実際に英語のテストを受けてみるべきかということだった。でも、好成績・ハイスコアを獲得することには香味が起きないのだった。ただ、日々の会話(雑談、つまりチットチャット)を楽しめればいいなあと……ある意味ではそんなにだいそれた、身の程を知らない野望や夢とは無縁に生きているつもりである。怠け者なのだろうか。でも、もう若くないのも確か。この日記以外でライフワークが見つかればいいなあ、とひそかに思い始めている。
夜に、毎週木曜日のオンラインミーティングに参加する。今回はぼくたちはYouTubeのビデオや『ドラえもん』の英訳版を参照しながらどう英語を学ぶかについて話しこんだ。その後、プロで英語を使いこなしておられる方がミーティングに現れ、そしてもう1度話が盛り上がる。どう学ぶか……もしぼくがプロだったら、いったいどう英語を学べばいいのか。それがわかったように思った。その意味で、実に刺激的な会だった。神回だったかなとさえ思える。