跳舞猫日録

Life goes on brah!

2022/09/05

BGM: U2 "Vertigo"

今日は遅番だった。朝、clubhouseでジュディスさんと話す。clubhouseでこうして話すようになって1年経つが、私の英語は上達したのだろうか? 四苦八苦しながら英語で話すことを続けているうちに、私は「英語はハートで喋るもの」という私なりの真理を体得したと思う。頭であれこれカッコつけて喋るのではなく、自分の中から言いたいことをそのままストレートに表に出すこと。そうしているとその熱が相手にも伝わって、心を動かすのではないか。そんなことをずっと続けてきた。今日もジュディスさんの前で日記を朗読したのだけれど、彼女に清原和博のことがどこまで伝わったかはわからない。

ジュディスさんとの関係や、あるいは今発達障害関係の自助グループで繋がっている方々との関係について考えた。40歳の時に自助グループを結成した際に出会った方々との縁について。自分はそのグループの中で鍛えられて、支えられてここまで歩いてこられた。孤独に、独り寂しく生きて、これからも自分は人生の負け犬として生きて行くんだと思っていた時に出会った方々……彼らと一緒に自炊を学んだり、Evernoteの使い方を教わったりしたことを思い出す。試行錯誤があり、そしてそこから何かしら学び、私も他の人たちも大きくなったのだった。そんなことを思い、午前中の時間を過ごした。

長田弘アメリカの心の歌』を読む。歌を理解する、とはどういうことだろうかと考えた。歌が身体の中に染み渡り、自分の心を動かすものとなるということ……それは消費のスピードとは違ったスローな楽しみ方かなと思う。この本の中で語られるフォークやブルース、ジャズを私はほとんど知らなかったので、いい勉強になったと思う。そして、私自身の場合自分の魂に深く染み込んだ音楽として思い出せるのはやはりR.E.M.ニルヴァーナU2といったグループになってくるのだと思う。彼らは決してハイプではないと信じる。彼らの音楽は一瞬で消費され、そして終わったかのように見える。だが、彼らの真価が問われるのはこれからだ。

最近はエリック・クラプトン『アンプラグド』の影響で、自分なりに渋いフォークやブルースを聴く日々が続いている。クラプトンの自伝も読んでみようか……すっかり流行から離れてしまい、自分だけの世界を掘り下げて暮らしている。読む本も片岡義男ヘミングウェイばかりだ。私は結局自分が納得の行く生き方しかできない。今の仕事だって人から「もう辞めろ」と言われても、まだやり残したことがあると思ったから続けてきたのだった。頑固なのか時代遅れなのか、それとも内省的に過ぎるのかわからないけれど、これが自分が結局楽しいと思える生き方なのだから仕方がないのだった。人生というものは生きてみないとわからない。なら猪木ではないが「馬鹿になれ」の精神で生きたいと思う。