そこで、ぼくを入れた4人のメンバーでさまざまなことを英語で話し合う。まず、あいさつとして調子を訊かれたのでぼくが自分自身の調子がよくないことを正直に打ち明けた。すると他のメンバーの皆さんがそんな不調な調子のぼく自身のことをあたたかく迎え入れてくださった。話題はこれから来るブラックフライデーやクリスマスシーズンの過ごし方について、その後それぞれのセカンドキャリアについてに花が咲く。ぼくがかねがね畏敬の念を以て接させてもらっている方が、カイロプラクティックやヨガ、瞑想やその他の運動についておもしろいお話を聞かせてくださった。実に人生経験に裏打ちされた深い、深遠とも言える内容だと唸った。
彼のストーリーに深く感服し、そして会社やこの町だけにとどまっていたら見えてこないものが確実にあるとあらためて思った。世界は端的にもっともっと、ぼくが思っている以上に広い。新しいことをまた1つ学べたとも思い、そしてこれが英語を学ぶ理由であるの1つであるとも悟ったように思った。英語学習を通して、英語のスキルや自分の人間性を高めたというか改善させたというか、ともかくもそうしてここまでこぎつけられて自分を誇りつつ他人と向き合えるようになれたのかなあ、と。その方とは別のテレグラムのグループでも一緒なので、さっそくお礼のメッセージをしたためた。
午後になり、前のジョブコーチからLINEが届いたのを読む。いま、ぼくは自分自身の人生を心から楽しめているという旨のLINEを彼女に送った。すると返信が届き、いまあなたは自分のしたいこと・するべきことを決められていてとてもいい傾向で、それでいいのだとおっしゃった。とてもありがたいと思った。過去、愛についてあれこれ思い悩んでいたころ、恋する・される可能性を疑うというかあきめようとあがくあまり、恋とは幻想だとか愛欲とはつまり性慾なのだとかバカげた極論に走ったことを思い出した。
夜になり、英会話教室に行く。そこで、サンクスギビング・デー(感謝祭)について学ぶ。だが、昼間の疲れやここ最近のことがあって実は眠かったので、あまりこれも積極的に入れなかった。それもまた人生だ。