単純な生活

Life goes on brah!

20260123

寒い日が続く。今朝は5時頃目が覚めて、そして昨日とおなじ轍を踏みたくなかったので今日は頓服の眠剤をすこし飲み、そしてなんとか7時を30分回ったところまで睡眠を確保する。その後、いつもどおりシャワーを浴びて洗濯機を回し、そして7時50分の英会話のZOOMミーティングに参加する。今日はブレイクアウトルームに5人集まり、なごやかな回となった。まずおたがいがそれぞれの近況を紹介し合う。ぼくも自分がブルース・リーの背景画像を使いはじめたことを話す。どの方も相手のことをよく知っておられて、それだけ相手の方に関心があるのだという(それだけ相手をウェルカムの態度で迎え入れられているという)そのことに感動する。だからこそ、そのウェルカムの態度を感じられるからこそぼくもこのミーティングに参加できているのだろう。

さいきんの英語にまつわるできごとについてもいろいろ話がおよぶ。いったいどのように英語を勉強しているか、などなど。ぼくはさしあたってTOEICを受けるつもりもないし、仕事において英語を使うこともめったにないので純然たる趣味の範疇でこの英語学習を続けている。ただ、そうして「趣味」で続けてきた英語学習の1つの実りとして今度の日曜日にうちの市の姉妹都市のスクイム市と英語でZOOMで会話をすることが決まっていて、そのイベントを楽しめたらという思いはある。今日のミーティングにおいてはブルース・リーに助けられたのか、自然と落ち着いたかたちで英語が出てきたようにも感じられた。場数を踏めばそれなりの功徳というのはあるものだと思い、そしてこうしたミーティング(ある意味ではぼくにとっての「英語道場」)を作ってくださっている方々にあらためて感謝を感じる。

そのミーティングが終わって後、朝食を摂りそしてグループホームを出る。昨日、阪神・淡路大震災のことを書いたのだけどそのことが念頭にあって中井久夫『時のしずく』(阪神・淡路大震災についても言及されているらしい)を借りる。そしてイオンに向かい、そこでしばらく読書にふける。選んだ本は薬師院仁志『英語を学べばバカになる』という本で、古本で買い求めて(キンドル・アンリミテッドで立ち読みしておもしろそうと勘がはたらいたのだった)読みはじめたのだけれど、これがなかなかおもしろい。挑発的なタイトルだが、ぼく自身の英語を学ぶ動機がどこにあるのか(それは自主的に「学ぶ」というより、なんらかの力によって「学ばせられて」いるのではないのか)といったことまで考えさせられる。

ぼくはおそらく、この著者が語るように「英語はグローバル言語だ」という発想は妄想だということを踏まえたとしても英語学習を続けるだろう。それは単純にぼくが英語圏の文化が好きだからである。ハリウッドの映画もブリティッシュ・ロックも好きだ。でも、この著者が語るように現地語(ないしは「土着の」文化)への敬意というものも忘れたくないなと思う。それはおそらく外国人が日本において日本文化を見ようともせず英語をゴリ押しする姿勢に端的に現実離れした傲慢さを感じてしまうのとおなじだ。ぼくはフランスに友だちがいるのだけれど、このことを訊いてみるのもおもしろいかなと思った。

まだ半分ほどしか読めていないのでまちがっているところ・読み込めていないところは大いにあると思うけれど、それでもぼくが感じたのはこの著者は自分たちの文化・言語を自信を持って称揚すること・誇ることのだいじさを語っているという印象だ。それはでも、ナショナリズムというかたちの持ち上げ方ではなくもっと地に足の着いた、自分たちの生活に密着したささいな次元の文化・言語のことを意味しているのではないかと思う。ただ、さすがにまだ言葉にしづらい。他者の文化・言語についてもおなじように尊敬することがだいじとも説いているとも思うが、もっと読み進めてから考えてみたい。

その後、仕事に入る。いつもながら同僚の方はペチャクチャ仕事中おしゃべりしてばかりの中、ぼくは言われたことをやってしまわないとどうしようもないのでひたすら仕事をする。ただ、うちの職場に以前にお世話になった元上司が来られて、それを見た瞬間ぼくが過去にその方にされた仕打ちなどを思い出してしまいなんともどんよりした気分になる。自分の中でフリーズドライされていた過去の記憶がそのまま腐臭を立ててよみがえってきたようなそんな気分で、それで気分が悪くなって会社の休憩室を借りてそこでもらっていた頓服(発作時に飲むもの)を飲んで気持ちを落ち着かせる。

ブルース・リーならこんな時どう言うだろう……混乱した頭で考えたのはそういうことで、ただもちろんリー本人に訊くわけにもいかないので今日は早目に休憩時間をもらって、そこでしばしプリンスなどを聴きながら脳を真っ白にさせる。Geminiにプロンプトを打ち込み、こうした発作(「フラッシュバック」というやつだ)が起こった場合どうしたらいいのか考えてもらう。Geminiは落ち着いて「水」になって受け流すことを薦めてくれたのだけど、それを「受け流す」ことができないので苦戦する。1日3セットまで飲んでいい頓服を2セット飲んでしまった。

頓服のせいで眠くなった頭を抱えつつ、いったいどうして自分はこんな目に遭うんだろうと考えた。Geminiが語るように、いじめられたりイビられたりした過去のことは過去のことと思い現在とのあいだに線を引き、あるいは自分自身に架空のマントをかぶるようにして自分を守る……なんでこんなことをしなくてはならないのだろうと考えたのだった。わからないけれど、ぼくがイビられたのは発達障害ゆえのせいだったのだろうか。ぼくはそこまで憎まれるにあたいする人間だったのだろうか。いや、子どもの頃から憎まれることやはじかれることには慣れているつもりだったのだけど(どの集団にいても「はみ出し者」となるしかなかった)、それでもこの歳になってもそうしたことがらに痛みを感じるのは、まだまだ未熟な証拠なのか。自分を高めればこうしたくだらないことは気にならなくなるのか……リーならなんと言うんだろう。けっきょく、今日は早退させてもらった。そして帰宅後はなにも考えずグーグー寝てしまった。