単純な生活

Life goes on brah!

2025/02/20 BGM: Scritti Politti - Umm

今朝、いつものように英会話関係のZoomミーティングに参加して英語学習に精を出す。今日のテーマは若い世代が職場で「直に」「リアルに」コミュニケーションを求める傾向がありそれゆえにZoomなどを使ったリモートワークに物足りなさや困難を感じる傾向があるという話だった。これは意外な話で、だからぼくもノッてしまってほかの方とあれこれ話をはずませる。なにを隠そう、発達障害者たるぼくはおそらくそれが主な原因なのか人の感情の起伏をまったくもって「読めない」(「読めてますよ」とおっしゃる方もおられるかもしれないが、ぼくからすれば「ヤマカン」「第六感」だよりの実にたよりない読み方しかできていないと思う)。だからとりわけZoomやSNSソーシャルメディア)をとおした文字だけの会話になってくると相手の感情なんてまったくもって読めず、ゆえにケンカになったりすることも日常茶飯事だった。いまはなんとか慣れてきたのか、ぼくがたんに年を取ったのかそんなケンカも減ったが……ほかのメンバーの方々も、顔を見たりあいさつをしたり気軽に他愛もない「空談」「雑談」に花を咲かせることの大事さを英語で表現された。またしても学び多いひと時を過ごせた。ありがたいと思った。

今日は早番で、それで10時からさっそく仕事に入る。朝の仕事中、年配のベテランの方にちょっと注意というか叱責されるひと幕があった。なんでもミスを見つけられ、ぼくがしでかしたケアレスミスと思われたらしい。実はそれはぼくのミスではなかった(話を聞けば聞くほど、なんだか勘違いがうたがわしく感じられた)。でも、その場で抗弁するのも大人げないしもちろんぼくのミスではないからと言ってぼくがそんなケアレスミスと無縁の人間というわけではない。気をつけなければいけないことにはなんら変わりはないので、ならば気をつけなければと思ったのだった。いかにぼくが発達障害者といっても、それなりに生きていればそれなりの空気は読めるようにもなるのである……その後、貧乏性な性格なのかせっかくのこの実に「おいしい」1件をムダにしたくないと思い、あれこれ考えた。

もちろん、そこで「いや、ぼくはそんなミスしてません。なにかの間違いです。あなたの勘違いです」と抵抗することだってできた。すくなくともその1件にかんしてはぼくは正しいと思うからだ(いまだってこれはぼくに非はないと信じている)。でも、なんだか夏目漱石草枕』みたいな話になるけれど、いかにぼくが正しいからと言ってそこで「ぼくのせいじゃありません」と正しさをあまりにもしつこくプッシュし続ければなんだか関係が悪化してしまい、それはぼくの求めるものではない……こんな種類の、どうやって正しさと感情の関係のなかでバランスを保つか、相手に訴えかけられるように理を通すかはぼくの永遠の課題だ(とかくこの世は生きづらい!)。昔はそんなのが耐えられず、正しさをゴリ押ししたりそれにこだわりすぎてストレスを溜め込んだりしたものだ。人間関係は悪くなるしぼくも憤懣やる方ない思いにキレそうになるしさんざんだった。「ゼロサム」「オール・オア・ナッシング」みたいな、つまり「白黒つけないと(悪い意味でも)はっきりしない」性格というのも実に悩ましいもんである。そのわりにかんじんなところではいい加減な気性、感情に流されまくりな性格を丸出しにして生きているのに。

なら、そんな感じで「灰色(グレー)」の関係のなか、「ファジー(あいまい)」な関係のなかでどう釣り合いを取って生きられるようになったというのかなあ、とあれこれ考える。そこから敷衍して、実はぼくもぜんぶ概観できているわけではなく「九牛の一毛」的にすこし流れてくるコメントをさらっただけにしか過ぎないが、いまTwitterで行われている議論あるいは小ぜり合いについても考えた。実にいろんなことに人は議論のタネを見つけるものだ、とも思う。とりわけ、いまもっともホットなトピックは「赤いきつね」に代表されるコマーシャルが性的に映るかどうかといった話だろう。これについては実はぼくも一家言あるが、いまは長々となってしまうので控えたい。ただ、なんにせよ議論のマナー(作法)あるいはぼくのポリシー(思想信条)として、いかにぼくが正しいからと言ってもだったらそれを「ゴリ押し」していいのかという話にはならないか。これはややもすると「日和ってる」とか言われちゃうのかもしれないが、でもぼくは相手の心に訴えかけられる言い方というのはないかなあ、とあれこれ考えるくせがある。そうすることが血なまぐさい、コンフリクト(紛争)めいた議論から身を守るのかな……と。

夜になり、毎週木曜日恒例のZoomに参加する。こんかいは小惑星やその他天文関係の話題。なんでも小惑星が地球と衝突するとかいう風聞について、科学的な見地からの分析が冴えるおもしろい回だった。ホストの女性が、ラジオのネットワークについても話される。まさにこのぼくがここさいきんあれこれ考えていたことだった。パソコンがおんぼろなんだか、それともネットワークの問題なのかなかなか接続できず悪戦苦闘して、けっきょく十二分に満喫できたとは言いがたい。でも、それでもこの居心地いい空気・関係にささえられて楽しめたことをありがたいと思った。