跳舞猫日録

Life goes on brah!

2024/11/24 BGM: 畠山地平 - Blue Goat

明日があの泣く子も黙る文豪・三島由紀夫の忌日(俗に言う憂国忌)なので、がんらいぼくは三島を読み始めたのは実に奥手で40を過ぎてからなのだけれど、今日からまた彼の傑作『仮面の告白』を再読し始めた。この作品、読んだ当初はナメてかかっていたが歳を重ねるごとに深みが増すというか、これぞ「噛めば噛むほど味が出る」作品と言えるのかなとも思う。語り手(もちろん、三島本人のことと思って読むとやけどするだろう。なにせ「仮面の告白」なのだから)がそのすさまじい・瞠目すべき知性と彼を支配する動物的で滑稽な欲求に引き裂かれ、かつ愛をめぐってガイダンスもないままに独り相撲で悩む姿にどこかファニーな味をも見出してしまう。いまはまだこの本については書くべきではないだろう。だが、この作品を読むとぼくも「告白」をしたく・書きたくなるという悪癖にとらわれてしまう。ただ、どうしたってここではあからさまにできない三文小説の域を出ないのだけど。

この公開日記ではその性格上つまびらかにできないことなのだけど、実は以前にお世話になったジョブコーチからLINEが届いた。その内容はもちろん明かさないが、懇切丁寧な中にあたたかさが感じられて思わずぼくもすこしばかり泣きそうになった。ぼくたちがどのようにして古民家カフェで出会い、そして他の仲間の方々と自助グループを結成して活動してきたか。時間があればぜひ書きたいし、それこそどこかに投稿したい。でも、毎日の活動限界に達しているようで日々仕事やその日のタスクが終わるとあとはもうなにもできないのだった。週に4日か5日、1日6時間か7時間働き、そしてプライベートで本を読みこの日記を英語・日本語で書くと終わってしまう。それこそ多忙な中ぼくをサポートしてくださっていた前ジョブコーチにならわないといけない。

今日は早番だった。今日について、実はとてもつらいできごとがあった。それはいつもここで「吐き出し」ている仕事ではなく私生活について。このことについては表立っては書けない。ただ、誰のせいでもなく自分で決めたこと、自分で撒いたタネ、自分のそれこそ「自己責任」でやったことなので誰も責め立てたりしたくはない。肩に責任を背負いつつ、学んだことを今後生かしていきたい。ただ、カラをすこしばかり破れたことはたしかでもあって、こんなことを決められたのはリアルやネットでの友だちのおかげだ。とくにDiscordやMeWeやLINEでつながらせてもらっている方々には感謝したい。満身の感謝を。ありがとうございます。

そしてそれとはうらはらにこんないいニュースも。実は今日、ぼくがLINEで有志で結成している映画関係のチャットでお世話になっているある女性がDiscordをはじめたということで、さっそく友だちリクエストが届いたのだった。もちろん承認した。いや、人生についてはもちろん甘いことばかりではない。きびしい現実だってあるし、痛い目を見させることもある。だが、捨てる神あれば拾う神ありなのだなあとも思った。こんなことはしょっちゅうある、なんてことはないにせよ。