跳舞猫日録

Life goes on brah!

2022/06/01

次にclubhouseで話す話題はどうしようか、と考えた。もう自分の中の話したいことを全部出し切ってしまったようにも思ったのだけど、もし話すとするなら今参加している発達障害を考えるミーティングや断酒会について話したいと思った。どのようにしてそうしたミーティングに参加することで自分を築き直したか。そうしたミーティングで自分自身の過去を語り、その過去の失敗を踏まえて今をどう生きるか語ることで自分が回復してきたのを感じる。周囲も認めてくれた。そうしたことを話すことが他の人の参考になればと思った。

MeWeというソーシャルメディアで、自閉症を考えるグループを作った。そこにいくつか投稿してみた。食べ物の好き嫌いが激しく、同じものをしつこく食べてしまう傾向があること。何事かにこだわるとその道の専門家にならなくては気が済まなくなること。知能の遅れを伴う障害ではないため、発見が遅れたり問題になっても「困ったちゃん」で片付けられてしまうこと。他の方は興味を持って読んで下さっているようだ。私も、このグループを通して自分自身をより多面的な角度から見つめ直したいと思っている。

今日は断酒会がある日だったのだけれど、仕事が入ったため断酒会を休んでしまった。なぜそんなに酒を呑んだのか、と訊かれることがある。私が子どもの頃はまだ経済成長が前提となって人生設計を組み立てることが可能だった。私もいずれは家族を築いてマイホームを建てて、という人生を生きることができると思いこんでいた。それが叶わないとわかり、絶望したのだと思う。ああ、死にたいと思って毎日酒を呑み、ビッグになりたいと思っては自分を傷つけていた。そんな野心を持っていた頃のことが懐かしい。

Twitterで、自閉症を持つ人が今後どう生きられるか話されていた。誰かロールモデルになる人はいないか、と……テンプル・グランディンや、もしくは未診断であるとはいえスティーブ・ジョブズのような人がそうなりうるだろうか。フィクションの世界から刑事コロンボ古畑任三郎のような人物をモデルにするのはどうだろう。私も前述したミーティングに参加するようになり、友だちや先輩の自己管理術やライフハックに唸らされてしまう。ゆえに有名人/セレブではなく、そうした身近な人をロールモデルに生きるということも大事かと思った。