跳舞猫日録

Life goes on brah!

2022/01/23

GoogleKeepを使い始めることにして、最近いろいろ約束事や日記のログなどを登録している。実を言うと、Discordで出会った知人からExcelの中に思いを吐き出したり予定を書き込んだりすることを薦められていて、私もExcelを使ってみたのだけれどハードルが高く、到底私の手に負えるものではない。なのでGoogleKeepに落ち着いた。GoogleKeepだとグーグルカレンダーとも同期しているので予定を書き込みやすい。これでうまくいくかどうかわからないけれど、なにもしないよりはマシと思って始めてみた。さて、吉と出るか凶と出るか。

本を一冊読んだ。沢木耕太郎『銀河を渡る』という本だ。沢木耕太郎の本はそんなに熱心に読んだ読者ではない。彼のノンフィクションは面白そうだと思うが読めておらず、したがって私が読むのは彼の映画評やコラムばかりだ。いつも彼の書くものには独自の美学を感じ、それが卒なく貫かれている上品さを感じる。このエッセイ集もアトラクションというか手品を見せられているかのような華麗な手付きを楽しむことができ、その意味では満足できた。彼の映画評を読み返すのもいいかもな、と思わされ本棚を探って彼の映画評集を取り出した。読んでみようと思う。

それ以外は概ね今日はなにもしなかった。映画を観る時間はあったのだけれど、観ようというモチベーションが湧かなかったのだ。あとやったことと言えば、先週日曜日に参加したミーティングの記録を清書したことくらいだ。たまにはこうしてダラダラ過ごす時間も必要なのかもしれないな、と思った。内田百閒の随筆をパラパラ読んで、眠くなったらそのまま寝て……本能が赴くままに過ごした、という感じだった。沢木耕太郎の映画評を読んだら映画へのモチベーションが再び湧いてくるかもしれないので、そこは流れに任せようと思った。

夜にclubhouseで誘われていた部屋に参加する。そこで日記を朗読する。インドネシアのジュディスさんの開く部屋に参加していた頃にこうして日記を読むことを始めたのを思い出す。今回の朗読はその名残だ。緊張したが、今回は一日分まるっと読んでもいいということだったので言葉に甘える。内田百閒なんていっても外国の方にはちんぷんかんぷんだったと思うのだが、好意的に受け留めて下さったのが嬉しかった。誰もがユニークで、誰もが美しい……そんな言葉を戴き、心が暖まるのを感じた。それで今日の活動は終わった。