跳舞猫日録

Life goes on brah!

2021/12/14

BGM: Massive Attack "Daydreaming"

今日は今シーズン最後の英会話教室の日だった。アメリカのクリスマスと年末年始の話を聞く。その後プレゼントを交換したり、お菓子を食べたりApples&Applesというゲームをしたりした。私の英語はどれくらい進歩しただろう。日本語と英語でこうやって日記を書いているわけだが、「よくなっている」と言われたりもするが未だにしどろもどろになったりするのでこれはもう永遠の課題なのだろうと思う。だからclubhouseなどを使ってもっと積極的に練習するべきだな、と志を新たにした。とはいえ今日は疲れたので、また明日からやろうと思う。

LINEで親しい方からアウシュヴィッツにまつわる話を教わった。収容所で生き延びた人は、決して大きな希望を持った人ではなく小さな日々の幸福をコツコツと積み重ねた人だったという話だ。その話は私もフランクルの『夜と霧』だったかで読んだことがあったので、私も早速仕事での問題点や幸福だったことを書くようにし始めた。今の環境では職場で言われる「ありがとう」という言葉さえ暖かいもののように感じられる。職場で求められるコミュニケーションとはなにかについて考えさせられる。今日もなんとか仕事をこなした。

それにしても、私は友だちに恵まれていると思う。この日記もインドネシアや中国や、もちろん日本から様々なコメントをもらう。子どもの頃、誰もが私のことを嫌っていたことを思い出す。一時期は外に出るのも怖かった。町で出会う同級生が私のことを笑っている、その視線が怖くて……そんな体験をしたからか、すっかり人間不信になって、「孤独は人を深める」と思い必死に本にかじりついて日々を過ごしたのだった。本と友だちは同列には語れないものかもしれない。だが、本を読んで過ごしたことが今友だちを作る礎になっていることは疑いえない……。

豊崎由美が書評家としてTikTokで本について語っている人を腐したという話題が気になっている。今や時代は活字媒体だけではなくInstagramYouTubeで作家が本をプレゼンする方向に向かっている。したがって「なにをたわけたことを言っているんだ」とは思うし、その意味で豊崎を支持するつもりはない。だが、彼女の書評から私は多くを学んだ。彼女とは必ずしも趣味が一致するわけではないにしろ、だ。なのでこれを機に彼女の過去の駄文を見つけて徹底的に叩く風潮に乗りたくもない。Twitterはこうして見るとますます群集心理の見本市になっているように感じられる。おかしな時代になったものだ。