Back To Life

Back To Reality

2021/12/12

BGM: Everything But The Girl "Night And Day"

休みだった。とはいえ、なにも生産的なことはできなかった。本を読もうとしても、殆どなにも入ってこなかった。ティム・インゴルド『生きていること』を読もうとしたのだったが……アウトプットが必要なのだろうか。断酒会ではよく、例会に出ることを「心のゴミを出す」と表現される。頭や心のなかにある、わだかまる思いを出してすっきりすることでストレスを発散するのだ。私も、そうした「書き出す」作業、「吐き出す」作業が必要なのかもしれない。でも、どう行えばいいのかわからない。Discordのチャットで語るべきだったのだろうか。

そんな一日だったので、とにかくよく寝た。昼寝をして、夕食を食べたあとも少し眠った。昼にジュディスと少し話をした。彼女が心のなかに存在するネガティブな感情とどう折り合いをつけているか教えてくれた。それはアランの『幸福論』の考え方に似ているように思った。心の中を探っていき、原因を取り出す。そしてそれと対峙し、乗り越える。身体を動かすことを大事にして、動くことで気分を整える。アランの『幸福論』は好きな本だ。ジュディスからはいつも励ましをもらっているように思う。彼女との出会いは今年の大きな事件だ。

夜にDiscordのサーバで今年の読書のまとめを語る。今年は去年に引き続きコロナ鬱みたいな心理状態だったので、古井由吉堀江敏幸を読み自分の中のそんな抑鬱状態と向き合ったということを話した。clubhouseを使うようになり英語とまた取り組むようになったので、片岡義男の本を読み自分なりに英語と日本語について考えたりもした。最近は心と脳のことを考えている。一体自分の意識はどこにあるのか、感情はどこにあるのか……まあ、所詮は暇つぶしや気散じの類ではある。だが、どうせならもっとじっくり掘り下げたい。

夜に、ジュディス絡みで知り合った韓国人女性のエリーゼが、私に発達障害者が集うとあるclubhouseのグループに参加するよう薦めて下さった。そこで私は自分の日記を朗読し、自分の来歴について語った。今の仕事を20年以上続けていること、今の悩みについて、等など……そこでも褒めてもらえたので、励まされた。これがまたなにかの始まりになるだろうか。ずっと自分は無力感に苛まれ、酒を呑んできたのだった。今、自分には仲間が居る。ひとりではないことに、確かな希望とパワーを感じる。さて、2022年はどんな年になるだろうか。