跳舞猫日録

Life goes on brah!

2021/10/10

ふと、女性について書きたくなった。それは小説になるかもしれない、と思った。昔、私はとある女性に恋をして苦しい思いをしていた時に、それを小説にすることを薦められてその通りに書いてみたことがあったのだった。それは果たして変な小説になってしまったのだけれど、私は気に入っていた。そのこともあって、ジョン・レノンの「Woman」という曲について書くことから始めてみた。女性とはなにか……私はつい、女性が男性とは遂に異なる性を持つこと、それ故の違った世界を見ていることを忘れてしまう。そんなことについて書いてみた。

小説のタイトルは「There She Goes」と名付けてみた。戸田誠司という私の好きなミュージシャンの作品から採った。自分にとって身近な女性の話をしたい。母親、あるいは恋をした3人の女性、私をいじめた女性、私に英語で書くことを薦めた女性……まあ、楽しみながら書きたいと思う。恋という感情についてリアルに感じられないこと、だから恋をしたことがないことについて書いてみたい。世間で流行っているラブソングや恋愛小説より、村上春樹ノルウェイの森』みたいな絶望的な作品に惹かれたことについて、書いてみたいと思う。

片岡義男日本語の外へ』の読書が進む。ここ最近、どうしてかはわからないけれど映画を観る気がしないので、夜は片岡義男を読んでいる。日本人が喋る英語の特色について、かなりクリティカルな分析が施されている。私の英語もまた変な英語なのかもしれないな、と思わされた。私は英語で考えているのか、日本語で考えているのか。前に言われたことで印象に残っているのは、「英語を直訳したような喋り方ですね」というものだった。英語で喋っているとジョークも出てくるし、確かに喋りやすいことは確かなのだけれど……。

中国人の友だちとまたWeChatで話をした。それにしても、昔じゃ考えられないほど私は今は女性の友だちが多い。彼女たちは私のことを「ナイスだ」と言ってくれるのだけれど、それは彼女たちが私に対してナイスに振舞ってくれるからなので、それが不思議だ。彼女たちは私のことをどう思っているのだろう。私は、自分で言うのもなんだけど男臭い男だと思っている。それなりにエッチだし、それなりに粗野だ。女性的なところはカケラもない。彼女たちにとって私とはなんなのか……わからない。全く以て想像もつかない。